ここでは、タイトル通り"無難な"譜面の作り方を解説していきたいと思います。
まえがき
しかしそれと同時に、ある現象もよく見受けられるようになりました。いわゆる
「譜面外注」
ってやつです。まず本題に入る前に、これについて話したいと思います。まずは僕の主観的な意見から。
自分は、同梱発狂譜面はまあ仕方ないとしても、ノーマル・ハイパー・アナザーの三譜面ぐらいは、それが 無理でもせめて一譜面は、作曲者さん自身で作ってほしいと考えています。もちろん、 「頑張って作った曲だから、譜面で失敗したくない。だから慣れてる人に頼もう」 と思われるのは当然かもしれません。プレイヤーさんに自分の曲で楽しんでもらいたい、その気持ちから出た 決断だと思いますし、一面的に悪いことだと言い立てたいわけではありません。
ただ、今回皆さんに伝えたいことは、"BMS作家として"BMSを作ってほしい、ということなんです。自分は BMS作家としてはあまりにも未熟ですから、あくまで一差分作家及び一プレイヤーの意見として、聞いて下さる と幸いです。
BMSは、まず曲を作って、音を切って、そのあとに譜面を作り、そこで完成します。作曲しただけでは、 それをBMS作品とは言えません。音を切り終わったタイミングでもBMSとしてはプレイ不能です。その一方で、 BGAは完成した作品の質を上げるために作るものと言えるので、BGAができた時作品がBMSとして成立する、 というわけではありません。
つまり、作品がBMSとして完成するのは、"譜面が完成したとき"なのです。したがって、譜面を作ることは、
その意味でその曲に"BMSとして"命を吹き込むことだと言えます。譜面外注は、その命を吹き込む作業を他人
に投げてしまう行為、BMSとして完成させるその瞬間を人に明け渡してしまう行為なんです。言ってしまえば、
「曲は作ったが、BMSとして作品を作ってはいない」とも言うことができます。
(不快に思われた方がいたら申し訳ございません)
だから、BMS作家として、BMSイベントに出場するのであれば、譜面も作曲者さん自ら作ってほしいと考えて
いる次第です。
なんか精神論的になってしまいすみません。もっと現実的な話でいえば、慣れている人には作れない、譜面 制作初心者だからこそ作れる譜面というのもあり、むしろそれ目当てでイベントの曲をいじってる人もいます。 自分も結構その感触はあったりしますし。だから、初めての譜面制作でも、しり込みをすることはないです。
さて、譜面外注について話したところで、そろそろなぜこの文章を書こう思ったかを話しますと、それは、
「譜面を作りたいけど、"普通"の譜面が分からないから敬遠してしまう」
という人がいるのではないかと思ったからです。
なので、ここではそんな方のために譜面制作についていろいろ書いていきたいと思います。
※注意書き
ここではあくまで"""無難な"""譜面の作り方について書いていきます。ここに書いてあることが絶対など
というわけでは全くありませんので、あくまで参考程度のものとして捉えていただけるとよいかと思います。